完成工事原価管理に関して
日報データをもとに集計します。(見積り機能のみご利用の場合はフリー入力です)
物件に対して、見積りと日報集計の差額から原価計算、利益計算を算出できます。
「e-業務管理システム.Net」では、外部請負も考慮して以下の金額を把握できるように作成してあります。
※全てマスターの大分類や小分類ごとに集計
(A材、B材、労務費、諸経費などに分けて管理ができます)
見積り原価金額 (見積り金額をの原価率で算出した金額です)
見積り提出金額 (実際に、発注会社へ提出した金額です)
外注原価金額 (外注に出した金額です)
完成工事原価金額 (物件単位の日報集計金額です)
原価差額金額 (見積り提出金額-完成工事原価金額です)
登録できる内容は以下の通りです。
材料分類ごとに登録になります。
外注金額登録前の実行予算額
(外部請負に出す前の実質の原価金額です)
外注金額登録後の実行予算額
(外部請負に出した後の金額です)
増減額
(外部請負依頼によって生じた差額や仕入値引きなどによる増減額など)
備考
(その分類項目の内容や管理用の記事など)
以下は自動で登録されます。
材料分類名称
(グループとしてまとめられる単位項目です)
見積り原価金額
(原価率を掛けた金額です)
見積り提出金額
(売値率を掛けた金額です)
日報集計
(指定日付範囲の該当件名分の日報集計金額です)
原価差額
提出金額-日報集計金額になります。
マイナスの場合、選択物件の該当分類項目は赤字ということになります。
基本的に、日報集計によって算出されます。
(見積りのみの契約の場合は、日報が使用できないのでフリー入力になります)
各分類項目ごとに分けて(労務費、電線ケーブル費など)管理できます。
社員ごとに労務単価を設定できるので、実際に作業を行った社員の労務費で管理できます。
使用した材料に対して個々に材料単価を登録できるので細かな原価も把握できます。
見積りの全明細まで細かく集計が可能になっています。
この機能により、未使用明細や追加の明細などの把握も容易です。
※物件全体を原価管理する場合は、大分類で集計をして分類項目単位で利益を算出してください。
詳細で集計すると細かくなりすぎ逆に把握しずらくなります。
画面に表示している集計内容で表を作成して出力します。
印刷処理とEXCELへの出力ができます。
※印刷時の最大項目数は40項目までです。40項目を超える場合は、EXCEL出力をご利用ください。
様式は
こちらになります。
様式サンプルについて
- 大分類項目でまとめて印刷した内容です。
- 電力ケーブルに日報データ、外注見積り、フリー入力項目を登録してあります。
- 外注先として、テスト株式会社を登録してあります。